「口腔年齢」という言葉を知っていますか?
「脳年齢」とか「肌年齢」、「骨年齢」などは度々耳にする言葉だと思います。
これらは、体の様々な部位がどのくらいの歳に見えるかを示すものです。
同様に、口の状態も年齢に応じて変化が生じることから、口腔年齢という尺度があります。
口腔内のネバつき、歯ぐきからの出血、食べ物が歯の間に挟まる、歯ぐきが腫れるといった症状がある方は、特に注意が必要です。
また、歯垢がつくと口腔年齢もどんどん歳をとります。
逆に、汚れを除去すれば、口の中を若返らせることも可能なのです。
歯の汚れは生活習慣とも密接に関わっているので、毎日のケアが重要です。
高齢でも若い脳年齢や肌年齢を持つ方がいらっしゃるように、口腔年齢も実年齢と必ずしもイコールではありません。
以前に、綺麗な歯並びをもった70歳近い高齢者の口腔年齢が、なんと17歳と評価された事例もあると聞きます。
反対に、日々のケアを怠ってしまうと、まだ実年齢は20代なのに口腔年齢は70代、なんてこともあり得るのです。
皆さんも口内の健康を守り、いつまでも若々しくありましょう。