新着情報

2025.10.01

歯磨きだけでは守れない口の健康

毎日しっかり歯を磨いているのに、なぜか虫歯や歯周病になってしまう…。
そんな経験をされた方も少なくありません。

実は、歯磨きだけではどうしても落としきれない汚れがあるのです。
歯と歯の間や、歯ぐきとの境目、奥歯の溝などは特に汚れが残りやすい場所で、
時間がたつと歯石となり、普通の歯ブラシでは取れなくなってしまいます。

この歯石やバイオフィルムと呼ばれる細菌の膜は、虫歯や歯周病の原因になります。
自分では見えにくい部分に少しずつたまっていくため、「磨いているつもり」でも、気づかないうちに病気のリスクを高めてしまうのです。
だからこそ、歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアが大切になります。

歯科医院では、専用の器具や機械を使って、普段の歯磨きでは届かない場所の汚れをきれいに取り除きます。
また、歯ぐきの状態や噛み合わせをチェックし、その方に合ったアドバイスを行うことで、
ご自身のケアもより効果的になります。
プロのケアとご自宅での毎日の歯磨きを組み合わせることで、歯とお口の健康は長く守ることができるのです。

「痛くなってから歯医者に行く」のではなく、「痛くならないように通う」ことが、これからのスタンダードになっています。
ほんの少しの習慣の違いが、将来のお口の健康を大きく変えます。

今は特に困っていなくても、「安心のために通ってみよう」と思っていただけることが、健康への第一歩です。
気になることがあれば、ぜひお気軽に歯科医院へご相談ください。

2025.09.02

親知らずは抜くべき?抜かなくてもいい?

親知らずは、10代後半〜20代前半で生えてくる奥歯のことです。
「痛くないからそのままで大丈夫?」
「抜いた方がいいの?」と迷う方も多いと思います。
実は、親知らずは 人によって抜く必要がある場合と、抜かなくてもいい場合があります。

親知らずを抜いたほうがいいのは、次のような場合です。

・虫歯や歯周病になっている
奥の歯は磨きにくく、虫歯や歯ぐきの炎症になりやすいです。

・横向きや斜めに生えている
隣の歯を押して歯並びを悪くすることがあります。

・痛みや腫れがある
炎症を繰り返すと、生活に支障が出ることもあります。

・将来的に矯正治療をする予定がある
歯並びに影響することがあるため、抜歯を検討する場合があります。

逆に、次のような場合は無理に抜く必要はありません。
・まっすぐ生えていて、よく磨ける
虫歯や歯周病のリスクが少なく、痛みもない場合は経過観察で大丈夫です。

・他の歯に影響がない
隣の歯を押したりせず、噛み合わせも問題ない場合はそのままでOKです。

ただし、親知らずは抜くか抜かないかを自己判断するのは危険です。

・レントゲンで歯の生え方を確認
・歯磨きのしやすさや周囲の歯の状態をチェック

定期的に歯科で確認することで、問題が出る前に対処できます。

自己判断せず、まずは歯科医に相談しましょう。

2025.08.06

歯にやさしいおやつって?甘いおやつが虫歯になる理由

甘いおやつは毎日の楽しみですよね。
でも、食べ方や選び方によっては歯に負担をかけてしまうこともあるんです。

虫歯は、砂糖などの甘いものが大きな原因になります。
虫歯の原因になる菌は甘いものが大好きで、糖分をエサにしてどんどん増えてしまいます。

口の中に甘いものが長く残っていると、
その分だけ菌も増えて歯を溶かす酸を作ってしまうので、虫歯になりやすくなります。

虫歯になりにくいおやつは、糖分が少なくて短い時間で食べられるものがおすすめです。
お菓子の袋の裏側にある材料のところを見て、「砂糖」「ブドウ糖」「果糖」などが多いものは少し控えたほうが安心です。

おせんべいやクラッカー、砂糖を使っていないビスケットやクッキーなら、
比較的安心して食べられます。
チーズや小魚、ナッツなども歯にやさしいおやつです。
ただ、食べかすが残りやすいため、
食べた後は早めに歯磨きやうがいするようにしましょう。

よく噛むことで唾液も出やすくなり、虫歯の予防につながります。
最近では、キシリトールやエリスリトールといった虫歯になりにくい甘みの成分を使ったお菓子も増えています。そういったものを選ぶのもおすすめです。

それから、食べ方にも気をつけたいですね。
だらだらと時間をかけて食べるのは虫歯の原因になりやすいので、
1日に1〜2回、決まった時間に楽しむようにしましょう。

そして、虫歯になりにくいお口の健康を守るために、
定期的に歯医者さんでチェックしてもらうことも大切です。
おやつの時間を楽しみながら、健康な歯を大切にしていきましょう。

2025.08.04

9月の臨時休診日について

  • 9月6日(土)は、午後のみ、臨時休診とさせていただきます。

予めご了承のほど、よろしくお願いいたします。

2025.07.02

8月の臨時休診日について

当院は、下記の日程で休診となります。

8月11日(月)〜8月17日(日) 夏期休診期間

8月22日(金) 院長不在のため、臨時休診

予めご了承のほど、よろしくお願いいたします。

2025.07.02

7月の臨時休診日について

  • 7月26日(土)は、午後のみ、院長不在のため臨時休診とさせていただきます。

予めご了承のほど、よろしくお願いいたします。

2025.07.02

噛み合わせのズレが、体の不調につながる?

普段は気にしないかもしれませんが、歯の噛み合わせは全身の健康に深く関係しています。
わずかな噛み合わせのズレが、肩こり、頭痛、首のだるさなど、一見すると歯とは無関係に見える体の不調を引き起こすことがよくあります。

噛み合わせが適切でないと、顎の筋肉や関節に余計な負担がかかり、不快感や痛みを感じやすくなります。
特に、睡眠中の歯ぎしりや、日中の食いしばりがある場合は注意が必要です。
朝起きたときに顎が疲れていたり、食後に顎が重く感じたり、家族から寝ている間の歯ぎしりを指摘されたりする経験があれば、噛み合わせに問題があるサインかもしれません。

このような状態を放っておくと、顎関節症や歯のすり減りにつながるだけでなく、肩や背中、さらには腰など、全身にコリや痛みが広がる可能性があります。
また、噛み合わせのバランスが崩れると姿勢も悪くなり、結果的に体全体に悪影響を及ぼしかねません。

もし、こうした体の不調を感じたら、歯科医院で診てもらうことをおすすめします。
噛み合わせの状態を詳しく調べてもらい、必要であればマウスピースの装着や矯正治療など、体への負担を軽減する対策を講じることができます。

「なんとなく体の調子が悪いけれど、原因がわからない」と感じるなら、一度噛み合わせを見直してみましょう。
これは歯の健康だけでなく、全身のバランスを整えるための重要な第一歩になります。
定期的に噛み合わせをチェックする習慣をつけることで、日々の不調を未然に防ぎ、健康な毎日を送ることに繋がるはずです。

2025.06.03

知られざるタバコの口内ダメージと健康リスク

喫煙は肺や循環器系への悪影響がよく知られていますが、口腔内への影響も見過ごせません。

タバコの煙には数百種類もの有害物質が含まれており、これらは歯ぐきの微細な血管を収縮させ、血液の循環を悪化させます。
その結果、歯ぐきへの栄養や酸素の供給が不足し、免疫反応も鈍くなってしまいます。
このような状態では、歯周組織が慢性的にダメージを受け、歯周病への抵抗力が著しく低下します。
歯周病は自覚症状が現れにくいため、知らず知らずのうちに深刻な状態へ進行することも少なくありません。

また、タバコ成分は唾液の分泌を抑制し、口腔内の乾燥を引き起こします。
唾液は口内環境の維持に不可欠で、菌の繁殖抑制や自浄作用を担っていますが、喫煙によってその防御力が低下し、虫歯や歯石の発生、さらには頑固な口臭の原因にもなります。

見た目への影響も無視できません。
タバコのヤニは歯の表面に茶色い汚れを作り、ザラつきや変色を引き起こします。
この状態は汚れや細菌がつきやすくなり、口腔トラブルを悪化させます。
しかも、市販の歯磨きだけでは簡単に落とせません。

さらに、喫煙は口腔がんのリスクを格段に高め、特にアルコールとの併用は発症率を大幅に上げることが知られています。

「禁煙したいけど踏み出せない」という方は、まず歯科医院で現状を診てもらうことをおすすめします。
専門家からの説明や数値を知ることで、禁煙への意識が高まり、健康な口腔環境を守る第一歩となるでしょう。美しい歯と健康な未来のため、今すぐ行動を始めましょう。

2025.05.02

なんとなくで選んでいない? 歯ブラシ選びの基本

毎日使う歯ブラシですが、なんとなく選んでいる方も多いのではないでしょうか。
実は、歯ブラシの選び方はお口の健康に大きく関わっています。
合わない歯ブラシを使い続けると、汚れがきちんと落とせなかったり、歯や歯ぐきを傷つけてしまうことがあるのです。
つまり、歯ブラシ選びをおろそかにすると、知らずに歯や歯ぐきに負担をかけてしまう可能性があります。

歯ブラシを選ぶ際、まず注目したいのが毛の硬さです。
一般的に「やわらかめ」「ふつう」「かため」の3種類があり、それぞれに特徴があります。
歯ぐきが弱い方や歯がしみやすい方には「やわらかめ」がおすすめですが、しっかり時間をかけて磨かないと汚れが残ることもあります。
「ふつう」は清掃力と使いやすさのバランスが良く、多くの方に適しています。
「かため」は頑固な汚れを落としやすいですが、力を入れすぎると歯や歯ぐきを傷つける恐れがあるため、注意が必要です。

さらに、歯ブラシのヘッドの大きさや毛先の形も重要です。
小さなヘッドは奥歯や歯の裏など細かい部分に届きやすく、口の小さい方や子どもにも向いています。
一方、大きめのヘッドは一度に広い範囲を磨けて効率的ですが、細部には届きにくいことがあります。
最近では、歯の隙間にフィットしやすい山切りカットなど、毛先にも工夫が施されています。

どの歯ブラシが自分に合っているか迷ったときは、歯科医院で相談するのもおすすめです。
専門家があなたの口の状態に合った歯ブラシや磨き方をアドバイスしてくれます。
毎日使うものだからこそ、自分にぴったりの一本を選び、ケアの質を高めていきましょう。

2025.04.02

ゴールデンウィークの休診日について

当院は、下記の日程でゴールデンウィークの休診期間となります。

5月3日(土)〜5月8日(木)

尚、4月29日(火・祝)は診療いたします。

予めご了承のほど、よろしくお願いいたします。

2025.04.02

4月の臨時休診日について

  • 4月5日(金)は、臨時休診とさせていただきます。

予めご了承のほど、よろしくお願いいたします。

2025.04.02

歯のSOSサインを見逃さないで!知覚過敏に早めの対処を

冷たい飲み物を飲んだり、歯磨きの際に歯がピリッとしみることはありませんか?
「年齢のせいだから仕方ない」と思っているかもしれませんが、それはもしかしたら歯からのSOSかもしれません。

歯の表面をコーティングしているエナメル質が薄くなると、内側の象牙質が外部にさらされ、その部分が刺激を受けると神経に伝わりやすくなります。
これが知覚過敏の原因です。
歯ぎしりや歯磨きの力が強すぎること、または年齢による歯茎の退縮なども関係しています。

「知覚過敏かな?」と思っていた症状が実は虫歯だったということもあります。
初期の虫歯は痛みを感じにくく、しみる程度の不快感だけで済むことがあります。
しかし進行すると神経に炎症が広がり、ズキズキとした痛みが生じることもあるので、早めにチェックすることが重要です。

しみる症状を放置すると、虫歯が進行し神経を抜く治療が必要になったり、知覚過敏が悪化して日常生活に支障をきたしたりすることもあります。
「そのうち治るだろう」と思って放置していると、歯の病気はいつの間にか重症になってしまうことがよくあります。
重症になると、治療の回数や費用がかさみ、ますます大変な思いをすることになります。
気になる症状があれば、早めに歯医者で診てもらいましょう。

歯がしみると食事の楽しみも減ってしまいます。
早期発見のためにも、定期検診と違和感を感じたら早めの受診をお勧めします。

2025.03.04

口臭の原因、もしかして歯じゃないかも?

人と話す時、自分の口臭が気になって、つい口元を手で隠してしまう…。
そんな経験はありませんか?
「口臭=歯の汚れ」と思われがちですが、実は口臭の原因は歯だけではないということが結構あります。

まず、よくある原因は歯垢や歯周病。
食べカスや汚れがたまって、細菌がニオイを放つパターンです。
しかし、それ以外にも要注意ポイントがあります。

例えば、舌の表面に白っぽいもの(舌苔:ぜったい)が溜まると、これがニオイの元になるのです。
さらに驚くことに、胃腸の調子が悪いときや、糖尿病などの全身疾患が関係する場合もあるのです

それでは、どうやってチェックするのか、簡単なセルフチェックの方法をご紹介します。

まず、清潔なガーゼで舌の表面を軽く拭き取り、ニオイを嗅いでみましょう。
舌苔が付着している場合は、臭いが気になるかもしれません。

次に、朝起きたときの口のネバつきやニオイを思い出してみてください。
それが強いなら、舌苔やお口の乾燥が原因になっているかもしれません。

最後に、歯磨き後にデンタルフロスを使ってみましょう。
もしニオイが気になったら、歯間に隠れた汚れが原因と考えられます。

とはいえ、自分で気づくのには限界があります。
「これって普通?」とお悩みなら、一度歯科医院で診てもらうのがおすすめです。
プロの目線から歯や舌の状態をチェックし、あなたにピッタリのケアをアドバイスします。

口臭が気になると、人と話すのも億劫になってしまいます。
きちんとチェックして、スッキリした息を目指しましょう!

2025.02.05

コーヒー好きなら知っておきたい、歯の健康との意外な関係

コーヒーは香りの良さから多くの人々を魅了しています。
一方で歯の健康に配慮する人にとっては、色素沈着や虫歯のリスクが頭を悩ませる問題となることもあります。
しかし意外に知られていないのが、コーヒーには歯周病の予防に効果的な成分も含まれているということです。

コーヒーに含まれるクロロゲン酸は、インスリンの分泌を促す作用があり、糖尿病のリスクを減少させると言われています。
糖尿病は歯周病とも密接な関係があるため、この予防は歯周病の防止にもつながります。
また、インスリンが正しく機能することで唾液の分泌が増加し、唾液は歯や歯茎を健康に保つ役割を果たします。
唾液には白血球の活性化を促し、歯の再石灰化を助け、細菌の増殖を抑制する働きがあります。

ただし、もちろん注意も必要です。
コーヒー中の色素は、歯の表面に付きやすく、歯の黄ばみの原因となります。
また、熱いコーヒーを頻繁に飲むと、エナメル質が削られ、知覚過敏や虫歯のリスクが上がる可能性があります。
また、砂糖入りのコーヒーやスイーツと共に摂取すると、虫歯のリスクも上昇します。

コーヒーの恩恵を享受しつつ歯を健康に保つための対策として、いくつかの工夫を心掛けましょう。
飲む際の温度に気を配ったり、ストローを使って歯に直接コーヒーが触れないようにしたりするのも効果的です。
砂糖は控えめにし、ブラックで楽しむのが理想的。そして、飲んだ後にはしっかりと歯磨きやうがいを行う習慣をつけましょう。

コーヒーには歯周病に有効な成分がある一方、歯の着色やエナメル質への影響、糖分の摂取に注意が必要です。
賢くコーヒーと付き合い、毎日のカフェタイムをさらに豊かにしましょう。

2025.01.07

美味しく予防!歯を強化する食材の選び方

食事は私たちの身体の健康を支える基本です。
食べ物の栄養に注目してみると、特に歯を強化する効果を持つものもあります。
美味しく食べることが予防となるなら、これほど嬉しいことはありませんね。

歯の健康を保つために重要な栄養素といえば、やはり「カルシウム」が有名です。
カルシウムは骨を強くすることで知られていますが、その効果は歯にも及びます。
また、歯の再石灰化を助ける作用もあります。

そのため、チーズやヨーグルトはもちろん、ヒジキやしらすといったカルシウムを豊富に含む食品を積極的に取り入れるのが良いでしょう。

さらに見過ごせないのが、歯を支える大切な歯茎の健康です。
歯茎の主要構成成分であるコラーゲンの合成には、タンパク質やビタミンCが不可欠です。
多くのタンパク質が摂取できる大豆や肉類を意識して食べることをおすすめします。

ビタミンCは新鮮な果物に多く含まれています。
水溶性で加熱に弱いため、生の果物を選んで取り入れると良いでしょう。
食後のデザートに取り入れると、食事の楽しみも広がります。

毎日の食生活において、歯を強くする食材を選び、虫歯予防に努めることが大切です。
体全体の健康バランスを保ちながら、健やかな生活を送りましょう。

2024.12.03

虫歯になりにくい人の特徴

「あの人は歯が丈夫で羨ましいな…」
そう思ったことはありませんか?

歯を磨かなくても虫歯にならない人、特別なケアをしていないのに1本も虫歯がない人、確かにいますよね。

一体なぜ、彼らは虫歯になりにくいのでしょうか?

その秘密は、口の中にいる虫歯菌(ミュータンス菌)の数と、唾液の力にあると言われています。
虫歯は、虫歯菌が糖分をエサにして歯を溶かすことで起こります。つまり、口の中に虫歯菌が少ない人や、唾液の殺菌作用が強い人は、虫歯になりにくいのです。

近年では、「虫歯は感染症」という考え方が広まっています。
つまり、虫歯菌は人から人へ感染するということです。
家族で同じお箸を使ったり、子供に口移しで食べ物を与えたりする習慣は、虫歯菌を子供に感染させる可能性を高めると言われています。
逆に、虫歯菌が少ない環境で育つと、虫歯になりにくい体質になる可能性も高まります。

虫歯になりにくい体質は、生まれつきのものではなく、後天的に身につけることができるものです。
フッ素入りの歯磨き粉を使う、定期的に歯科医院で検診を受けるなど、簡単なことから始めてみませんか?

今日からできることから始めれば、きっとあなたも虫歯に強い歯を手に入れることができるはずです。

2024.12.03

年末年始の休診期間について

当院は、下記の日程で年末年始の休診期間とさせていただきます。

12月29日(日)〜1月5日(日)

予めご了承のほど、よろしくお願いいたします。

2024.11.05

よく「噛む」ことで得られるもの

私たちにとって「噛む」ということは、重要な役割を果たしています。

まず第一に、食べ物をしっかりと細かくすることにより、胃や腸がスムーズに働くようになり、消化不良や胃もたれを防ぐことができます。これにより、食後も快適な状態を保つことができ、結果的に体全体の調子を整えることに繋がります。

また、よく噛むことで分泌される唾液は、口内環境を清潔に保つ大切な役割を担っています。唾液には抗菌作用があるため、虫歯や歯周病の予防に大いに役立ちます。
また、唾液は口臭を防ぐ効果も持っているため、他人と接する際の自信にもつながります。

さらに、咀嚼を丁寧に行うことにより、脳の満腹中枢が適切に刺激され、食欲をコントロールしやすくなります。これにより、過食を避けることができ、健康的な体重管理にも貢献します。

一生を通じて自分の歯でしっかりと噛むことができるということは、質の高い生活を維持するための基盤を作ることにもなります。
そのためには、日常的な歯のケアを怠ることなく、違和感を感じた際には早急に歯科医に相談しましょう。歯を大事にすることは、自身の健康寿命を延ばし、人生をより豊かにするための基本中の基本なのです。

2024.10.03

10月の臨時休診日について

10月26日(土)は、臨時休診とさせていただきます。

予めご了承のほど、よろしくお願いいたします。

2024.10.03

突然の歯の痛み!適切な対処法とは?

誰もが一度は突然の歯の痛みに悩まされたことがあるのではないでしょうか。
虫歯やその他の要因で引き起こされる歯の痛みは、適切に対処しないと悪化する恐れがあります。

痛む歯を手で触ってしまうのはよくある行動ですが、これは新たな痛みを誘発する可能性があるため避けるべきです。
手で触れると、炎症をさらに悪化させることがあります。
治療の際にも問題を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
また、舌で触れることも歯に刺激を与えてしまいますので控えてください。

食事も注意が必要です。
固い食べ物は避け、できるだけ治療が完了するまで柔らかいものを摂るようにしましょう。冷たい飲み物や喫煙も歯に良くない影響を及ぼします。

さらに、入浴や飲酒などによって血行が促進されることは症状を悪化させる可能性があるため控えた方が良いでしょう。

もしも、夜間や休日で歯科医院にすぐに行けない場合は、バファリンやロキソニンなどの鎮痛剤で一時的に痛みを和らげてください。
しかし、鎮痛剤による効果は応急処置に過ぎませんので、なるべく早く歯科医院でを受診してくださいね。

2024.09.03

左右のバランスが大切!噛み方を見直して健康に

あなたは左右どちらで噛むことが多いですか?
実は、噛む癖は、私たちの健康に大きな影響を与えているかもしれません。

一般的に、右利きの人は左側で、左利きの人は右側で噛むことが多いと言われています。
これは、大脳の働きと深く関わっているのです。
しかし、どちらか一方だけで噛む癖がついてしまうと、歯の磨耗が偏ったり、顎関節症の原因になったりすることがあります。

理想は左右均等に噛むことで、これによって歯が偏った磨耗をするのを防ぎ、顎関節症のリスクを抑えることが可能です。
また、片方の口元が垂れ下がってしまった高齢者の方を見ることがありますが、これは噛む側が偏ることにより、口の周りの筋肉に偏りが生じた結果だと考えられています。

噛む際のバランスを意識すると、自然と噛む回数が増え、これが結果的に肥満の防止や脳の活性化に寄与し、健康全般に好影響を与えます。
また、歯茎や歯根膜を強化するトレーニングにもつながり、多くのメリットがあります。

噛み方は、私たちの健康に深く関わっている重要な要素です。
左右のバランスを意識して噛むことで、歯の健康だけでなく、全身の健康にも良い影響をもたらします。
この機会に、ぜひ自分の噛み方を振り返り、より健康的な生活を目指しましょう。

2024.09.03

9月の臨時休診日について

9月13日(金)は、臨時休診とさせていただきます。

予めご了承のほど、よろしくお願いいたします。

2024.08.05

歯周病や虫歯を防ぐ、禁煙のススメ

近年、禁煙エリアがますます拡大し、喫煙者にとっては生きづらい時代となっています。

「タバコには百害あって一利なし」と言われることもありますが、その健康への影響は身体全体に留まりません。
実は、口腔内の健康にも深刻な悪影響を及ぼすのです。

具体的には、喫煙者は歯周病にかかるリスクが非喫煙者の5倍にも上ると言われています。
たとえ歯周病が治療によって一時的に改善しても、再発の可能性が高く、回復も非喫煙者に比べて遅いのが現実です。

さらに、タバコの成分は自律神経に働きかけ、唾液の分泌を抑制します。
唾液の減少は口内の細菌増殖を助長し、虫歯の原因にも繋がります。
また、タバコのヤニが歯にこびりつき、それが歯垢(プラーク)の付着を促進します。
結果として、普通のブラッシングで簡単に取り除くことが難しくなります。

喫煙がもたらす影響はこれだけに留まりません。
喫煙者の健康にとってタバコは多くのリスクを秘めているのです。

特に歯の健康を守りたい方は、禁煙を真剣に検討することをお勧めします。
健康的な生活を送るためにも、今すぐタバコを手放してみてはいかがでしょうか。

2024.07.01

夏期休診期間について

当院は、下記の日程で夏期休診期間とさせていただきます。

8月11日(日)〜8月16日(金)

予めご了承のほど、よろしくお願いいたします。

2024.07.01

隠れ虫歯に注意

「ホワイトスポット」と呼ばれる歯の異常について、ご存知でしょうか?

多くの人は虫歯と言うと、黒くて小さな洞ができる歯を想像するかと思いますが、一見して健康そうな白い歯にも「隠れ虫歯」と呼ばれる初期段階の虫歯が存在するのです。

この「隠れ虫歯」は、歯の表面にできる白い斑点、すなわち「ホワイトスポット」として現れます。
これは単なる着色汚れとは違い、歯のエナメル質からミネラルが溶け出し、弱くなっている部分を示しています。
初期虫歯の兆候であり、デミネラライゼーション(脱灰)と呼ばれる現象が進行している証拠です。

この症状の原因の一つに、唾液の量が関係しています。
唾液が少なくなると、ミネラルの供給が不足し、歯の再石灰化がうまく行われなくなります。
この結果、「隠れ虫歯」が発生しやすくなるのです。

この原因として考えられるのは、食生活の影響があります。
頻繁な間食や柔らかい食べ物ばかりを摂ることは、噛む回数が減り唾液の分泌が少なくなる原因となります。
硬さのある食べ物をしっかりと噛み、また、食事の間にシュガーレスガムを噛むなどして、唾液の分泌を促進させましょう。

もう一つの原因としては、ストレスや睡眠不足が考えられます。
スポーツや趣味でストレスの解消をしたり、しっかりとした睡眠をとることは、歯の健康を守ることにつながるのです。

日々の生活習慣を見直し、適切な対策を講じることで「隠れ虫歯」を予防し、健康な歯を維持することができます。
定期的な歯科検診も忘れずに行い、早期発見・早期治療を心掛けましょう。

2024.06.05

口腔年齢(こうくうねんれい)とは?

「口腔年齢」という言葉を知っていますか?

「脳年齢」とか「肌年齢」、「骨年齢」などは度々耳にする言葉だと思います。
これらは、体の様々な部位がどのくらいの歳に見えるかを示すものです。

同様に、口の状態も年齢に応じて変化が生じることから、口腔年齢という尺度があります。

口腔内のネバつき、歯ぐきからの出血、食べ物が歯の間に挟まる、歯ぐきが腫れるといった症状がある方は、特に注意が必要です。
また、歯垢がつくと口腔年齢もどんどん歳をとります。
逆に、汚れを除去すれば、口の中を若返らせることも可能なのです。

歯の汚れは生活習慣とも密接に関わっているので、毎日のケアが重要です。

高齢でも若い脳年齢や肌年齢を持つ方がいらっしゃるように、口腔年齢も実年齢と必ずしもイコールではありません。
以前に、綺麗な歯並びをもった70歳近い高齢者の口腔年齢が、なんと17歳と評価された事例もあると聞きます。
反対に、日々のケアを怠ってしまうと、まだ実年齢は20代なのに口腔年齢は70代、なんてこともあり得るのです。

皆さんも口内の健康を守り、いつまでも若々しくありましょう。

2024.05.07

スマホと歯痛

スマートフォンは今や、一人一台が当たり前で幅広い年代の方が利用しています。
キャッシュレス決済の利便性などもあり、日常生活に欠かせないものとなっていますね。

SNSやオンラインゲーム、電子書籍、ネット通販など、スマートフォンでは様々なことができるので、1日の大半を画面と睨めっこしている、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

長時間スマートフォンを見続けていると、目が疲れます。
これは「眼精疲労」と呼ばれ、やがて頭痛や肩こりを引き起こし、歯に影響を及ぼすこともあります。

眼精疲労を感じると、頭痛や肩こりの痛みを和らげるために、姿勢が悪くなります。
そうすると、顎の位置がずれ、噛み合わせに悪影響を及ぼします。
その結果、歯の痛みや不快感を引き起こしてしまうのです。

原因不明の頭痛や歯の痛みがある場合、眼精疲労が関連しているかもしれません。
スマートフォンを長時間使用する場合、適度な休憩と正しい姿勢に気をつけましょう。
それで歯の健康が守られるかもしれません。

2024.04.02

ゴールデンウィークの診療について

ゴールデンウィークは、5月2日(木)〜6日(月)まで休診とさせていただきます。

予めご了承のほど、よろしくお願いいたします。

2024.04.02

毎月8日に歯ブラシ交換!

皆さん、歯ブラシの交換を忘れていませんか?

毛先が広がっているかどうかで歯ブラシを交換する、と考える方も多いかもしれませんが、それだけではなく、定期的な交換が重要です。

毛先の状態に関わらず、歯ブラシは約1ヶ月ごとに交換することが推奨されています。
日々使用する歯ブラシは、菌の付着や毛先の劣化が進行するため、目に見えない劣化も起こっています。

もし1ヶ月経過前に毛先が広がっているようであれば、力が強すぎるなど、磨き方に問題があるかもしれません。もっと優しく、丁寧に歯磨きを心がけましょう。

交換タイミングを忘れがちな方は、毎月8日を歯ブラシ交換の日として覚えてみてください。8は「ハ」と読めるため、「歯ブラシ交換デー」と呼ばれています。この日を意識することで、定期的な交換を習慣化しやすくなるでしょう。

日々の歯磨きを頑張っていても、劣化した歯ブラシを使っていては効果が下がってしまいます。適切なタイミングで歯ブラシを交換し、歯の健康をしっかり守りましょう。

2024.03.04

噛むだけじゃない!歯の役割

歯には、私たちの健康や生活において重要な役割があります。

例えば、言葉を発するときにも歯は欠かせません。
歯は唇や舌の動きを安定させ、正しい発音をサポートします。
噛み合わせや歯並びが良くないと、発音が不明瞭になることがあります。

また、歯は表情にも影響を与えます。
歯で食べ物を噛むことで、咀嚼筋や表情筋が発達し、豊かな表情を作ることができます。

さらに、歯は体のバランスを保つ役割も果たしています。
噛み合わせが悪いと、姿勢が悪くなったり、いびきや睡眠障害を引き起こす可能性があります。
また、頭痛や肩こりなどの症状も生じることがあります。

歯の大切さは、失って初めて気づかされることが多いものです。
しかし、失ってからでは遅いため、日常的なケアや定期的な検診を怠らず、健康な歯を保つことが重要です。
自分自身の健康を守るために、歯のケアに努めましょう。

2024.02.06

乳歯を大切に!

乳歯は、子どもたちが成長する過程で徐々に抜け落ちる歯です。
そのため、虫歯になっても問題ないと思っている方もいるかもしれませんが、それは大きな誤解です。

乳歯は、永久歯が生えてくるまでの「基礎」と言っても過言でないほど大事な歯。
実際、乳歯が虫歯になると、後に生えてくる永久歯の歯並びに影響を及ぼすことがあります。
また、顎や脳の発達にも悪影響を及ぼす可能性があるのです。

さらに、乳歯の虫歯を放置すると、永久歯も虫歯になるリスクが高まります。

乳歯をしっかりとケアすることは、健康な永久歯を育てるための基盤作りにつながります。
まだ子供だから、まだ乳歯だからということではなく、乳歯だからこそ大切にしてあげてください。
子どものうちは歯磨きが難しいかもしれませんが、大人の方がしっかりと補助してあげることが重要です。
乳歯を大切にして、子どもの健やかな成長をサポートしましょう!

2020.05.21

新型コロナウイルス感染防止とお願い

当院からのご協力のお願い


熱・咳等の風邪症状がある方へ

現在テレビなどのメディアを通じてご存知の通り、新型コロナウイルスがこの日本でも流行しております。そこで当院と致しましては、院内での感染を防ぐため、熱症状のある患者様に関しましては、ご予約をキャンセル頂きますようお願いしております。多少の熱の場合、ご自身の活動には問題ないかもしれませんが、万が一の感染を考慮し、念の為ご来院をお控えいただきますようにお願い致します。

下記の症状がある方は、「帰国者・接触者相談センター」へ電話し、相談してください。

電話番号:075-222-3421
・風邪の症状や37度以上の発熱が4日以上続く方
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
・高齢者や基礎疾患がある方は、上の状態が2日以上続く場合

4日以内であれば解熱後にご予約のお取り直しをして頂きますようよろしくお願い致します。

来院される患者様へ

1】入口に消毒液を設置しておりますので手指消毒にご協力ください。

2】待合室では出来る限りマスクの着用をお願い致します。

3】待合室では間隔をあけてお座りください。

4】マスク・ゴーグルを着用してお話致します。

5】現在、来院される患者様には受付で体温を計測させてもらい、体調をお伺いしております。
体温、体調に異常がある場合は、診療をキャンセル頂きますようお願いしております。ご了承頂けますようお願い致します。

歯科医師・スタッフからの飛沫防止、歯科医師・スタッフへの感染予防のため、現在はカウンセリング時・治療の説明時もマスクを外さずお話をさせていただいております。お顔を見せずに大切なお話をするのは不本意ですが、現在は感染予防にプライオリティをおいております。ご了承頂けますようお願い致します。

当院のコロナウイルス感染症対策について

■定期的な共有スペース(待合・お手洗い・手すり・ドアノブ等)の消毒
■玄関へのて指消毒液の設置
■当院関係者へのマスク着用の義務付け
■当院従業員の一日3回の体温測定ならびに、健康管理
■世界レベルの滅菌システムによる衛生管理
■次亜塩素酸ナトリウム希塩酸の定期噴射
■常時換気
■予約の調整(密を防ぐため)

2019.09.25

ホームページをリニューアルしました!

デンタルクリニック川村のホームページをリニューアルしました。

今後共、何卒よろしくお願い申し上げます。